今回のケース場合、
『借主が安心して住める環境を、貸主は管理維持していかなければならない』
という原則で言いますと、家主に修繕義務が生じます。
しかし、人間の5感には個人差が非常にでますので、
一概に家主に修繕させることができるとは限りません。
まずは、管理会社か家主に対応してもらえるように相談してみるべきでしょう。
それで改善されないようであれば、引越しされた方がいいでしょう。
また、その匂いによって著しい体調不良等を伴うようであれば、
医療費を含めて家主や隣人に請求できる場合もあります。
ただ、この場合は体調不良との因果関係が立証できることが前提です。
または家主に交渉して、敷金返還を求めて、引っ越す事もできないこともないですが、
家主が応じるかどうかは判りません。
そういった内容ができるかどうかは、
一度、裁判所に行って書記官などに聞いてみるのも良いでしょう。
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