法人契約と個人契約のどちらを強く望むかは貸主の感覚によります。
貸主の感覚として、
法人契約・個人契約それぞれに安心感も不安感もあります。
例えば、法人契約の場合多いケースでは、
連帯保証人が入居者になるのに対して、
個人契約であれば入居者(借主)の親族が連帯保証人になる事が多いために、
日本固有の「親族は見捨てられない」
と言う感覚から個人契約で連帯保証人は親族になってもらう方が安心感が高い、
と考える貸主もあります。
「家主さんから言ってもらった方が良いでしょうか?」との事ですが、
通常は借主の法人・個人等の希望につきましては家主が判断する事が多いですので、
家主の意向である可能性もあるかも知れません。
借主側が物件を選択する権利があるのと同様に、
貸主側にも借主を選ぶ権利があります。
入居審査は貸主の感覚的な部分による所が大きいので、
どうしても法人契約で入居したい、と言う事であれば、
法人契約で相手方が不安に感じている部分を聞き出し、
それを払拭出来る説明や材料などを揃えて粘り強く交渉するしか無いと思います。
物件への入居意思と誠意を持ってストレートにぶつかれば、
道が開ける事もありますので頑張って下さい。
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