当方の見解を記します。
日付を時系列でまとめますと、入居日(=家賃発生日)が
6/30となっています。
それ以前もしくは入居日当日までに、鍵の引渡しを受け、
入居(=引越)の準備のための清掃をされていた。
その日に不動産会社より保証人さんが何らかの理由により
拒絶され、最初は別の保証人さん云々の話があったものと
推測されます。 次にそれが無理となり相手先も感情的になっ
たのでしょうか?契約の解除もしくは、白紙撤回になったと
思慮されます。
文面からして「今日からの」家賃発生とのことでしたので
電話連絡から契約解除までは同日だったことでしょう。
不動産会社は重要事項説明をきって契約は有効になり、
鍵を引き渡しています。
万一、入居者様が虚偽・不正な手段を講じて入居したのであれば
別ですが、通常上記連帯保証人を立てて契約したのであれば
仲介手数料と1カ月分厳密に言うと6/30の1日分の日割家賃と
7月分の前家賃を支払ったことでしょう。
契約自体が有効だと思慮されます。そこで、消費者保護法の観点より
業を成す不動産会社と業界に関して専門家ではない入居者とでは
あまりにも不公平で不利益を被っております。
理不尽な理由により支払った金員は返却されるものと考えます。
一度、消費者センター経由でご相談することをお勧めします。
以下、余談になりますが、何かの参考に。
入居日が月末というのと、不動産会社が理不尽な主張をされるので。
不動産会社は言わずと知れた企業です。特に月次の実績を重視している
ところもあります。
確かに6/30は土曜日ということもあって不自然ではないのですが
月次実績の観点よりたった1日であったとしても、実は 6/30 と7/1
とでは同じ1日であったとしても担当者にとっては雲泥の差になります。
つまり、6月の実績が確保できるか7月になるかということです。
特に営業ノルマがきついところでは顕著です。彼等にしてみたら
入居契約が成立するだけで実績となるわけですから、強引にならざるを
得ません。
また、入居当日にそのような話を持ってきたのかも気になります。
単なる偶然でしょうか?
同じ部屋に別の入居希望者がいるのかもしれません。
そうであれば、「契約がなかったもの」など、の言葉が出てこないかと
のかもしれません。
作為的であれば、入居希望が次にいるのであれば同じ部屋で2回
契約実績が作れます。
普通はこのようなことはないかと思いますが、心当たりがあれば
多少なりとも相談者様の交渉武器にしていただければ幸甚です。
島田だいすけ
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