独身女性の単身入居について -賃貸 博士-

根拠というのはありませんが、考えられることを列記しました。

まず、家主様はおしなべて年配者の方が多い。
そこで、男性に較べ女性のほうが所得が低いという考え。
もちろん、男女雇用機会均等法以前の話で現在はむしろ
女性の高所得者もたくさんいます。
加えて、高所得の方は賃貸よりも購入するという考え。
他には男性を連れ込んで、そのまま居座る可能性があるのでは
という考え。
そのような経緯により、男性だけに貸して、奥さんは住まわせる。
建築当初より習慣化していたのであれば、よほどのことでない限り
その習慣を変えるということはなかなかできません。
また、入居者様に不公平感を与えてしまうこともあるかもしれません。
例えば結婚の予定をそのような理由で早め、契約者はご主人にして
家賃は女性が払っている。

その大家さんは長年の間、そのような考えをしていたのであれば
大家さんが別に新築したとしても、その習慣を変えるということは
あまりないかもしれません。

しかしながら、物件によっては逆に女性のみというところも
あります。室内をきれいに使ってもらえるという考えでしょう。

そこで、学生と同じ、契約上両親ということですが、実際は女性の単身
なので契約書その他にその旨を明記するような、キチンと要件を整える
ようにしてください。　
そうしませんと、転賃借で退去せざるを得ないことも否定できません。

確かにそのような事はありますね。

理由は様々なのでしょうが、私が考えるに
ファミリー世帯と単身世帯ではライフスタイルが
異なる為、ファミリー世帯と単身世帯が混在して
入居している場合、騒音クレーム等出るケースが
多いからではないでしょうか？

例えば赤ちゃんの泣き声や子供が走ったりする音など
ファミリー世帯独特の騒音や単身世帯に友達が集まって
夜騒がしい等、どうしてもライフスタイルが異なると
クレームとして出てしまうのです。

例えばファミリー世帯同士であれば、ある程度仕方ない事と
理解していただけるのですが、そうでない場合は難しいことも
多く、管理会社としてはできるだけそういったクレームが出ないよう
入居時にファミリー向けはファミリーに、単身向けは単身に
貸すように心がけるものなのです。

ですからこのような事情を理解していただけるようであれば、
その旨不動産会社に伝え、交渉してみてはいかがでしょうか？

気に入った物件に入居できるといいですね。