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このコーナーは賃貸生活全般のテーマに対し不動産屋さんが講師となりいろいろな参考意見を聞かせてくれるところじゃ!地域や慣習、不動産屋さんの立場によっても考えが違うと思うが、様々な意見を聞いて賃貸生活の勉強してみよう!

 


結露で床にカビができてしまいました

結露によって床がカビてしまい、床が変色してしまいました。
このまま退去まで放っておくか、すぐ治すべきか迷っています。
また、治した場合負担は借主負担なのでしょうか。

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結露が発生した場合、水を拭き取ったり(事後処理)、
部屋を換気して結露が発生しないように部屋を管理する(事前処理)義務が入居者にはあります。

この義務に反して適切な処置をとらずに放置して床や壁にカビが生えてしまったら、
その損害部分については入居者負担による工事が必要となります。

ただし、建物の構造上どうしても結露が発生してしまい、
入居者がどんなに管理しても結露の発生を防げないケースもあります。

このような場合は、カビなどの被害の発生が確認でき次第、すみやかに貸主に報告すれば、
貸主負担で被害の回復工事を行ってもらえる可能性があるでしょう。

今回のケースは上記のどちらかわかりませんが、
いずれにしても早めに大家さんに被害を知らせた方がよいでしょう。
被害が拡大すればするほど、放置していたということで入居者に不利になり、
その分直す費用も高額になってしまうからです。

 答えていただいたのは・・・

ハウスコム株式会社
東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー5F
TEL 03-6717-6900 / FAX. 03-6717-6901
 
「お客様の声」を大切にして創業から10年を迎えました。
1人1人の声を大切にして新生活の応援をしてまいります。

まず、すぐ直すべきか退去まで放っておくべきかですが、
傷み具合で判断するのが良いでしょう。

放っておくことにより傷みが酷くなるようであれば、
すぐ直さないと修理費用がかさむ事となりますし、そうでない場合はすぐ直す必要性は低いです。

次に、どちらが負担するのかですが、結露の場合はその結露の原因が
借主の利用状態に有る事が多く、修理代も借主負担と考えたほうが良いでしょう。

結露については、その原因が非常に様々で、入居者もそのつもりが無いにもかかわらず
発生させてしまうケースが多いです。

ごくわずかでもカビが出た場合は、初期の段階で対策を講じる事が重要で、
一旦酷くなると完全に排除する事が大変困難になるので、注意が必要です。

 答えていただいたのは・・・
株式会社エリッツ
京都市下京区綾小路通烏丸西入ル童侍者町169 四条烏丸松永ビル1F
TEL 075-344-3031 / FAX.075-352-0333
 
京都・滋賀・大阪方面で賃貸物件をお探しならエリッツにお任せ下さい。
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