不動産の連帯保証人、基準条件はありますか？

賃貸借契約における連帯保証人について、
一般的には下記要件を満たす方がふさわしいと考えられると思います。

1 契約者のご親族である（父母兄弟など）。
2 賃料滞納などの際に、代位弁済可能な程度の定期的な収入がある。
3 常時連絡が取れる。

今回のケースですと「お父様」は親族ではあり1、2の要件を満たしておりますが、
2について定期収入がないため、お断りされる可能性があります。

また「お母様」についても1、3の要件を満たしておりますが、
2の収入額によっては、賃料滞納時の代位弁済が難しいと判断されてお断りされる可能性もあります。

続いて「高収入のご友人」の場合は、2、3の要件を満たしているが1の要件を満たしておりません。

この様なケースですと、保証人としてどなたがふさわしいかは、貸主様や管理会社の判断によってかわります。
中には、ご両親のどちらかと、友達の2人に保証人になってもらう様に依頼されるかも知れません。

全ての要件を満たしていないと必ず駄目という訳ではありませんが、
管理会社によっては、連帯保証人の要件について、個別に厳しい基準を設けている場合もあるので、
実際に管理会社へ相談してみる方が良いでしょう。

最近では連帯保証人をたてられないという方のために、
通常連帯保証人を立てる代わりに保証会社に加入することで、
連帯保証人なしで入居できる賃貸住宅も増えてきています。

保証会社を利用する場合、保証会社と契約を交わし、
賃料に応じて一定の保証料を毎月支払うという方法が一般的です。

毎月の保証料の額や、保証会社との契約時に支払う金額の有無などは、保証会社によって違う様です。
また、保証会社との契約に際し、一定の審査があります。　
弊社でも保証会社ハウスリーブ（株）とご契約いただくことで、
保証人なしでご入居いただける「連帯保証人不要プラン」を ご用意しております。

保証委託料（＝弊社では保証料のことを「保証委託料」と表示しています）は、
入居から４年間は月額賃料の２．０〜２．５％、 ５年目からは月額賃料の１％となります。


※月額賃料とは家賃・共益費・駐車場料金（駐車場利用の場合）・自治会費等を合計した賃料のことです。
下記にて手続きの流れが確認できますので、ご参考下さい。
http://e-heya.kentaku.net/oyakudachi/Guarantor.html