まずは何より見積もりをもらうように働きかけましょう。
金銭に絡む事柄なのでまずは見積もりを請求し、その内訳を見て判断するのがよい方法です。
もし、見積もりを見てもなお納得のいかない場合は大家さんや管理会社と交渉をしてみます。
見積もりのどのような項目に納得がいかないか、意見をぶつけてみてください。
その際、入居時からの傷などを証明できるような写真などがあればそれも提出し返還してもらうよう交渉するとよいでしょう。
特別な特約のない限り、自然損耗部分については入居者の負担すべき部分ではないのでそれにあたらないか、あるいは新しい入居者を獲得する為にあたなの汚していない部分まで請求していないかしっかりと見積もりを確認しましょう。
もし、それでも返還が難しい場合、直接交渉を続けても埒があかないので、宅建協会などに一度相談し第三者が間にはいって交渉を続ける方法もあります。
万が一、第三者を交えて交渉してもお互い平行線でどうしても敷金の返還が望めないような場合、最早訴訟を提起する他ありません。現在は小額訴訟など比較的簡単にできる訴訟もありますが、法律に疎いと難しいケースもあるので、弁護士と相談するのがよいでしょう。
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